浅田家! 徳間文庫 / 中野量太 【文庫】

基本情報ジャンル文芸フォーマット文庫出版社徳間書店発売日2020年08月ISBN9784198945749発売国日本サイズ・ページ266p 15cm(A6)関連キーワード 二宮和也 9784198945749 出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について内容詳細 二宮和也主演!「家族」を撮りつづけた写真家と、彼を支えつづけた「家族」の笑いと涙あふれる感動実話。

映画『浅田家!』10月2日(金)全国公開に先がけ、小説版8月7日(金)発売!「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら?」彼が選んだのは、“家族”だった——。

消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。

受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる——。

かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。

「家族ってなんだろう?」「写真家の自分にできることは何か?」シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。

津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を信じられるようになる。

そんな時、一人の少女が現れる。

「私も家族写真を撮って欲しい!」それは津波で父親を失った少女の願いだった——。

中野量太1973年京都府育ち。

京都産業大学卒業後、日本映画学校に入学。

2000年卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。

』が日本映画学校今村昌平賞、第1回TAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞。

卒業後、助監督やテレビディレクターを経て、自主短編映画『ロケットパンチを君に!』で、ひろしま映像展2006グランプリ、第10回水戸短編映像祭準グランプリなど7つの賞に輝く。

2008年文化庁若手映画作家育成プロジェクトに選出され、35mmフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』が高い評価を得る。

自主長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012にて、日本人初の監督賞を受賞、第63回ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。

2016年商業デビュー作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が、第40回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など、国内映画賞で35冠。

第90回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表に選ばれる。

2019年初の原作モノとなる『長いお別れ』を5月に公開、ロングランヒットに。

独自の感性と視点で、家族を描き続けている。

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